正岡子規コースのご案内

JR鶯谷駅は根岸への最寄り駅です。駅名は、正岡子規の句 『雀より 鶯多き 根岸かな』(明治26年)にあるように、往時は『根岸の里の侘び住まい』 ともいわれ、風雅な場所でした。 明治期には、正岡子規、中村不折、森鴎外、夏目漱石、等々・・・まさに綺羅星のごとく多くの文学者・画家が住み、集い、語り合い、日本の近代文学・芸術を支え、発展の礎を築いてきました。正岡子規の句碑をはじめとして、子規の晩年から没後に至るまで、ゆかりの地を巡ります。
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芋坂
善性寺から谷中墓地に登る坂。団子が有名で、子規の句に詠まれています。また、漱石の『吾輩は猫である』にも登場します。
根岸子規庵
(有料)
子規の終焉の家です。昭和25年に再建されました。
書道博物館
(有料)
洋画家であり書家でもあった中村不折によって開館された博物館。不折の作品、収集の古美術品などを展示
鬼子母神
正岡子規の「あさがお」にちなむ句碑があり、7月の朝顔市で有名です。
御行の松句碑
4代目の松は見応えがあり、子規の句碑があります。
元三島神社句碑
子規の句碑『木槿咲いて・・・』子規は誰を訪ねたのでしょうか。